遠野旅の産地直売所

遠野旅の産地直売所とは

遠野旅の産地直売所とは

遠野暮らしの「ありのまま」をおすそ分け

「観光用に用意されたコンテンツ」を消費するのではなく、「ありのままの遠野」に出会い、好きになってもらいたい。遠野駅前にある「遠野旅の産地直売所」では、そんな旅のあり方を提案しています。

「まちぶら」では、地元の人になった気分で商店街めぐり。薬屋さんや家具屋さんなど、旅先ではあまり入らないようなお店にも、すてきな出会いが待っています。

「むら旅」は、自然豊かな山里を訪ねる小さな旅。体験や見学で暮らしぶりに触れたり、徒歩や自転車でのんびり散策。車窓からは探せない、遠野の素顔が見えてきます。

そのほか、農家民泊や郷土芸能体験など、ニーズに合わせてオーダーメイドの旅をコーディネート。遠野と旅行者をつなぐ「縁結び」が、私たちの役割です。

遠野暮らしの「ありのまま」をおすそ分け

「遠野山・里・暮らしネットワーク」の思い

「旅の産地直売所」は、認定NPO法人「遠野山・里・暮らしネットワーク」が運営しています。

私たちは、2003年の設立以来、「グリーン・ツーリズム」つまり、農家民宿や農家レストランを訪れ、農村の暮らしを満喫する旅を提案してきました。

ヨーロッパでは、旅のスタイルとして定着している「グリーン・ツーリズム」ですが、日本ではまだまだ一般的ではありません。

私たちは、旅人が「農村の日常」に溶け込み「暮らしている人々」と触れ合えるよう工夫や配慮をしながら「遠野型グリーン・ツーリズム」をすすめてきました。そしてそれが少しずつ支持され「遠野ならではの旅のかたち」として浸透してきたと感じます。

しかし、遠野には、まだまだ魅力的な「観光資源」があったのです。

遠野の中心市街地は、もともと城下町。小さな田舎町ではありますが歴史を感じさせる風情があり、魅力ある老舗が今も多く残っています。

それぞれのお店の「営みと人々」に着目してみると、そこには、ただまちを歩いているだけでは気づかない、隠れた魅力がたくさんありました。

そこで私たちは、ガイドとともにまちなかを歩き、まちと人の魅力に触れる旅の提案「まちぶら」を新たに商品化。新しいグリーン・ツーリズムのスタイルを提案します。
 
2019年秋からスタートした「まちぶら」ですが、とても評判がいいです。旅人、お店の人、そしてガイドも、それぞれワクワク感をもって楽しんでいるようです。これからさらにコンテンツを充実させていく予定ですが、より多くの方々に支持されることを期待しています。

「遠野山・里・暮らしネットワーク」の思い

「遠野旅の産直」がご案内します

遠野といえば「民話のふるさと」「遠野物語」というイメージを、多くの人が抱いていることでしょう。実際、そういう「遠野らしさ」を感じる場所や観光施設を訪れたという人も少なくないと思います。
 
私たちが「遠野旅の産直」でご案内しているのは、これまでの「遠野らしさ」とはまた違う、遠野の新たな魅力です。

例えば「まちぶら」でまちなかの文化や空気を感じ、ジンギスカンやどぶろく、クラフトビールといった遠野ならではのグルメを堪能する。翌日は、遠野の自然と農村の営みに触れる「むら旅」を楽しむ。

そんな旅の提案が、遠野の、そして日本の新しい「旅の文化」として受け入れられることを期待しています。

スタッフ

​旅産直のスタッフが郷土愛を持って、ひと味違う遠野の魅力をご案内します。

スタッフ
農林水産業みらい基金

認定NPO法人「遠野山・里・暮らしネットワーク」は、2003年の設立以来、遠野エリアの地域活性化に取り組んできました。

その経験をもとに、さらに一歩取り組みをすすめ「そこに暮らす人々の暮らしぶりが感動を呼ぶ」という視点で、新しい日本のグリーン・ツーリズムの姿を実現させ、国内旅行の新たな文化や東北へのインバウンドの流れをつくりたい。そんな思いから「農林水産業みらい基金」を活用。

「遠野旅の産地直売所」事業をはじめ、遠野市と東日本大震災被災地を含めた周辺地域にまたがる「新しいグリーン・ツーリズム」への挑戦をサポートしていただいています。

「農林水産業みらい基金」は、前例にとらわれず創意工夫にあふれた取組みで、直面する課題の克服にチャレンジしている地域の農林水産業者へのあと一歩の後押し支援を目的とし、農林水産業と食と地域のくらしを支える「農林水産業みらいプロジェクト」を展開しています。

一般社団法人 農林水産業みらい基金
http://www.miraikikin.org/activities/agriculture/tono.html